還付金詐欺にご注意下さい。手口は下記のとおりです。巧みな話術で、接してくるので、ご用心下さい。
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犯人は、「自治体(県や市区町村)」、「税務署」、「年金事務所」などの職員を名乗り、被害者に対して
医療費の過払い金があり、還付の手続のため電話しました」
年金が一部未払いとなっていたので、受け取る手続をしてください」
などと、被害者に対してお金を支払うという内容の電話をかけてきます。
このとき、被害者を信用させるため
「以前、青色の封筒を送ったが、返信がないので電話しました」
などと、被害者が封筒を見落としているということや、突然電話をしたわけではないということを強調することもあります。
被害者を信用させた上で、犯人は
「還付手続の期限は今日までなので、急いで手続をお願いします」
「すでに期限が切れていますが、本日中であればなんとか間に合います」
などと、急がなければ還付金が受け取れなくなることを強調し、被害者を焦らせた上で
「銀行窓口は混んでいるので、携帯電話を持って近くのATMに行ってください」
「ATMに着いたら、操作方法を説明するので、○○○-○○○○-○○○○ まで電話してください」
などと、携帯電話を持ってATMに行くように指示してきます。
被害者がATMに到着すると、犯人は
「操作方法を説明しますので、私が言ったとおりにボタンを押してください」
「誤った操作や、押し間違い等があれば手続ができませんのでご注意ください」
などと、犯人の指示するとおりに操作をするよう強調した上
「『お振込』というボタンを押してください」
「○○さん(被害者)の個人番号である『 *,***,*** 』を入力してください」
「入力が終わったら、画面右下の『確認』ボタンを押してください」
などと言い、本来は相手方に振り込み送金することとなるにもかかわらず、被害者自身の口座に振り込み入金されるものと誤信させ、
さらに「個人番号」や「取扱番号」などと偽って、犯人側に振り込む金額を入力させて、お金をだまし取るのです。
中には「還付手続のため、お手持ちの口座の種類や残高を教えてください」
「最初に『残高照会』というボタンを押し、表示された数字を右から読んでください」
などと言って、あらかじめ被害者の預貯金口座の残高を聞き出し、その被害者からだまし取れる限界の金額がいくらかを把握した上で、詐欺行為に及んでいることもあります。